社台
シェーングランツ<牝馬>(父ディープインパクト、美浦・藤沢和雄厩舎)
7月29日(日)札幌5レース・新馬(芝1800m)、北村宏司騎乗
ルプレジール<牝馬>(父ゴールドアリュール 、栗東・藤原英昭厩舎)
7月29日(日)札幌6レース・新馬(ダート1700m)、J.モレイラ騎乗
●シェーングランツ
この馬の募集時の馬名、スタセリタの2016。
スタセリタといえば、あのソウルスターリングの母。というわけで、ソウルスターリングの半妹が満を持しての登場。
最終人気で123票を集め、社台サラブレッドクラブ募集馬で堂々1位を獲得した馬。
7月25日(水)の最終追い切りでは北村宏司騎手が騎乗し、本馬場で追い切った。
ラボーナを追走し、直線で併入。6F85-68.4-52.5-37.5-12.5秒をマーク。
北村宏司騎手の談話では、
「先週の調教で強めに動かしましたが、頭に血が昇ることなくスタートから余裕をもって走れていました。道中も問題なく、終いは促しつつ良い形で入線できました。2週つづけてこちらの扶助にうまく馴らすことができました」
藤沢和雄調教師の談話は
「逞しく成長してくれています。同時期の姉よりもドッシリしていますよ」と話していました」
とのこと。
7月4日の美浦トレーニングセンターで撮影された馬体は以下。
姉のデビュー時のように、なせルメールが乗らないのか、いぶかしむ声が各所から漏れ聞こえている。ルメールは東京サラブレッドクラブのジャスタウェイ産駒レッドエンヴィーのほうを選んだ。
募集時のこの馬に対する私の評価では、少しよくないことを書いたが、いまはそれを忘れて応援しよう。
今年の社台サラブレッドクラブの2歳馬は出遅れている。
ぜひこの馬で挽回してもらいたい。
●ルプレジール
白老ファーム生産の本馬は、母ワールドリープレジャーの産駒をサンデーサラブレッドクラブ、社台サラブレッドクラブ、G1サラブレッドクラブで持ち回りで提供している。
上のきょうだい馬の募集クラブと成績を見てみると、
〇2012年産:ワールドリースター<牡馬>(父アドマイヤドン)
ーサンデーサラブレッドクラブで募集、1勝
〇2013年産:シークプレジャー<牝馬>(父マンハッタンカフェ)
ーG1サラブレッドクラブで募集、未出走
〇2014年産:カルトデュモンド<牡馬>(父ディープインパクト)
ー社台サラブレッドクラブで募集、地方2勝
〇2015年産:インヴィジブルワン<牝馬>(父ディープインパクト)
ーサンデーサラブレッドクラブで募集、1勝
この馬たちの母、ワールドリープレジャーはアメリカで31戦8勝の戦績を残し、2番仔のゲームオンデュード(Game On Dude、父Awesome Again)はG1を2勝している。
この血統背景から、ワールドリープレジャーの子はもう少しがんばってもらわないといけない。
米国ダート血統のルプレジールは、牝馬ながら、父はゴールドアリュールなので、上のきょうだいたちよりは、もっとやってくれるんじゃないかと期待する。
7/25(水)の最終追い切りでは、
「直線を向くまでは文句なしの動きだったようで、追い出してからシュッと伸びる感じではなかったものの、今日の追い切りを経て反応は変わってくるはずです。」
とのクラブホームページでのコメント。
スタートを決めてすんなり先行できれば、初戦勝ちも夢じゃない。
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