10月12日(土)
【サンデー】
<牡馬>アービター 、父トーセンジョーダン、栗東・松下武士厩舎
京都 4 レース(ダート1800 m) 福永 祐一騎乗
アービターの母系図を眺めるとこの一族の凄さが伝わってくる。
兄にケイデンスコール (牡馬、2016年生まれ、父ロードカナロア) 新潟2歳S(G3)。
あのアドマイヤマーズが勝ったNHKマイルカップ(G1)の大外から一気に電光石火の脚で追い込んできて2着にきたレースは忘れられない。
そして、おじにバランスオブゲーム (牡馬、1999年生まれ、フサイチコンコルド) 毎日王冠(G2)など重賞7勝とフェイムゲーム (セン馬、2010年生まれ、父ハーツクライ)目黒記念(G2)など重賞7勝。
G1レースを優勝するのが1口馬主の夢だが、上の2頭のように長く現役を続けて重賞競走をたくさん勝つのも馬主孝行になる。
こんな馬を持ってみたいと思う代表がフェイムゲームだ。
こんな凄い一族に囲まれたアービターの父はトーセンジョーダンだ
2018年に産駒がデビューして約2年で66頭が走り、合計5勝。正直、物足りない。
重賞優勝馬は出ていず、アズマヘリテージの小倉2歳S(G3)2着がこれまで最高だ。
EIも0.09と大きく劣る。
悪いデータばかり出してしまったが、まだ2年目でデビューした産駒は少ない。
トーセンジョーダン自身も本格化したのは古馬になってからだ。
ここは使いながらじっくりと成長を促し、とりあえず1勝を目指す方針がいい。調教師のコメントを読んでもそんな陣営の気配がうかがえる。
まずは無事に新馬戦を走ってきてほしい。
芝1600m戦から変更になりました。10月9日(水)はPコースで併せ馬を行い、69.1-53.2-39.7-12.6の時計をマークしました。松下調教師は「先週よりも動きはよくなっています。ただし、現状では前脚と後脚の動きが連動できておらず、体をうまく使い切れていません。改善するにはもっと時間が必要ですが、ここまで進めたので実戦を経験させておきます。芝のスピード勝負は避けて、ダートにします」と話しています。
サンデーサラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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