豊洲市場にはお昼過ぎにつきました。
今日は雨だからすいている。そう思ったのは大間違い。
どこの店も大行列ができています。
特に寿司屋はどこの店もいっぱい。人気の寿司大は、下の地図の水産仲卸売場棟(6街区)の3階に入ってます。
そこで、管理施設棟3階にも飲食店が入っているので、そちらに移動。
地図は東京都中央卸売市場のサイトから転載しました。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/kenngaku/
こちらの管理施設棟の飲食店は比較的すいています。
お目当ては中華の「やじ満」。
12時30分なのに、並ばずに入れました。ラッキー。
中も空席がいくつかあります。
豊洲市場といえば、新鮮な海鮮料理が食べられる、ということで、やはり観光客は寿司屋に集中し、中華料理や洋食は穴場になっています。
豊洲では食の目利き達が働いており、彼ら市場関係者も当然ここで食事を済ませますから、海鮮料理以外でも、いい加減なものは出さない。
この予見はズバリ的中しました。
注文した牡蠣(かき)ラーメン。1300円。
結論から書くと、絶品でした。
上の写真を見てもらえればわかるように、大粒でプリップリの牡蠣がたくさん入っています。
さっそく食べてみます。
まずは牡蠣から。
食感がたまらない。鮮度と歯ごたえが抜群で、張りのある牡蠣の身は中に海のミルクをたくさん含んでいます。歯をあてると、芳醇(ほうじゅん)な磯の風味が口いっぱいに広がります。
牡蠣は5,6粒あるかな。
初めは1300円で高いと思ったけれども、洋食屋でこのレベルの牡蠣フライを注文すると1500円はする。
牡蠣のエキスがたっぷりと染み出したスープに、麺は博多ラーメン風の細麺。具材は牡蠣とニラ。このすべてがマッチしています。まさに、ここでしか食べられない絶品ラーメンです。
本当に美味しかった。ごちそうさまでした。
店の外に張り紙がしてあり、これだけ読むと少しうるさい店主かなと勘違いして取られるむきもあるかもしれない。
店は厨房のおやじさんと、配膳のおかあさんの二人で切り盛りされていて、そのおかあさんが、見るからに心根の優しい方でした。
大きな瞳が印象的な方で、きさくに応対してくれました。
私はフランチャイズの飲食店の型にはまったサービスは嫌いです。
個人のお店で、ときには客を叱りつけたり(このお店ではありません)、客に注文をつけるようなお店が好きです。
この「やじ満」のような芯の通った店は最近少なくなりました。
ここには、しばらく通うことになりそうです。
👇ランキングをクリックしていただければ幸いです。