<牝馬>イノセントミューズ、父ヴィクトワールピサ、 栗東 ・笹田和秀厩舎
阪神6レース(芝1400m)福永祐一騎乗
このイノセントミューズの3つ上の兄も父がこの馬と同じヴィクトワールピサのワンショットキラー。
兄は3歳の遅いデビューを福島未勝利戦で迎え、芝1800mを6着。
その後、ダート戦に転じ、4戦して勝てず。
また芝に戻して1600m、1800mと続けて芝を使い、次のマイル戦でようやっと勝ちあがった。
結局中央で合計2勝して、いまは金沢競馬場で第二の馬生を送っている。
陣営はこの馬の適性を読み切れず、無駄なダート戦を使って消耗させたのが悔やまれる。
兄の成績からイノセントミューズも芝向きのように察せられる。
父のヴィクトワールピサ産駒の芝コースでの平均勝ち距離は1,750.4m。
だから、デビュー戦に選んだ芝1400mは少し忙しいかなと、疑念を持つ。
管理する笹田和秀調教師といえば、オークス馬エリンコートを育てたことで知られる。
牝馬の仕上げには定評がある方だから、この馬の適性もきっと正しく選択されるだろう。
追いきりは、12月12日(水)に坂路コースにて。半マイル54.4-40.0-26.0-12.9。
「攻め馬の動きはそれほど目立ちませんが、飛びの大きな走りをしており、陣営では実戦向きという見方をしています。好レースを期待したいところです。」
とは、クラブホームページのコメント。
上と同じ種牡馬をつけるということは、この繁殖牝馬とヴィクトワールピサとは相性がいいとブリーダーが判断している証拠。
兄のワンショットキラーを簡単に超えてくれることだろう。
越えてくれないと困る。
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