マジストラルはテオドールの全弟だから、期待するなと言われても無理/11月17日(土)サンデー出走新馬

<牡馬>マジストラル、父ハービンジャー、栗東・高野友和厩舎
京都5レース(芝1600m)川田将雅騎乗

マジストラルの母アンブロワーズG3は函館2歳ステークスの勝ち馬で、きょうだいの多くはコンスタントに勝ちあがっている。代表産駒のテオドール (牡馬、2013年生まれ、父ハービンジャー)は現在中央 5勝を挙げ、オープンクラスに在籍し、重賞競走(G3ダービー卿チャレンジカップ)でも掲示板に掲載される成績(4着)を収め、来年には地方の重賞を勝てる力を備えている。

マジストラルはこのテオドールの弟だから、期待するなと言われても無理だ。

テオドールは芝の1800m戦でデビューして9着に負けている。初勝利を挙げたのは芝のマイル戦だ。マジストラルがデビューで京都のマイル戦を選んだのもその辺の事情も考慮に入れたのかもしれない。

クラブホームページでは、直前の追いきりは以下の通り。

11月14日(水)は坂路コース併せで追い切られ、半マイル53.9-39.4-25.5-12.8の時計をマークし、同入しました。高野調教師は「カイバを食べていて良い状態です。調教時計はそこまで出ていませんが、実戦で変わってほしいです」と話しています。

出馬表を見るとメンバーが揃った。しかし、抜けた実力馬がいないので、この馬も展開が向けば勝機が訪れることだろう。

見事な走りを見せてほしい。

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