2016年3月、3泊4日の日程で北海道は帯広を旅行しました。目的のひとつは、お勉強にありました。
私はもう一つ、「冷たいスイーツを熱く語る」というブログを書いています。
スイーツを表題に掲げるブログを開設している以上、ただ観光旅行に行って、
アイスやソフトクリームを食べて、美味しかった、では何か物足りない。
お腹の空腹は満たせても、魂の空腹は満たせない。
スイーツを通して、もっと何か大きなものが見えて来るのではないか。
こうした展望を持って全国を回っています。
今回は、スイーツ作りの舞台裏を覗き込むことで、その奥に秘匿された謎の一端に少しでも触れることができれば、という観測の下に、十勝スイーツの秘密基地に潜入しました。
秘密基地に潜入する前に、まずは事前調査から開始。
スイーツの原料についてのブリーフィングを受けることが一番目の指令です。
そこで、初めに砂糖の製造方法と国内の砂糖生産の歴史を学ぶために、日本甜菜(てんさい)製糖株式会社が設立したビート資料館にお邪魔して、解説員の方のお話を聞きながら1時間ほど勉強をしてきました。
ビート資料館には去年も訪ね、館長さんの懇切丁寧なマンツーマンによる解説に感銘を受け、再訪したのですが、あいにく今回訪問したのは月曜日で、館長さんは代休を取ってお休みでした。
代わりに、日本甜菜製糖株式会社総合研究所知的財産課の中川さんから長時間に渡ってこれまた丁寧な解説を受けることができました。
帯広が観光シーズンとなるのは、4月の中旬から5月のゴールデンウィークに入る頃からで、3月のいまの時期はオフで観光客も少なく、観光施設が閉まっているケースが多い。
けれど、ここビート資料館に来館するお客さんも少ないため、時間を割いて、場合によっては一組ひとりの解説員がつきっきりで話をしてもらえるという贅沢なサービスがあります。
入場料は300円ですが、帰りに記念としてスティックシュガー入りの箱をいただけるなど、非常にお得感がある施設です。
次回は、スイーツの原料、砂糖はどうやって作られるのか、というお話です。
次回以降の本編は「冷たいスイーツを熱く語る」のほうで掲載します。
興味を持たれた方はぜひ覗いてみてください。よろしくお願いします。