(1)はじめに
社台・サンデーサラブレッドクラブの2022年第一次募集を先日、締め切った。
会員の皆さんは、希望の馬に出資が叶ったでしょうか。
残念ながら、すべて落選という方も少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。
あるいは、資金的にまだ余力があり、できれば第二次募集でもう1頭という方も多くおられるかと思います。
そこで、本日は、ズバリ、社台・サンデー先行・二次募集どの馬に行くか、という企画になります。
●サンデーサラブレッドクラブ/先行・二次募集で残口がある馬
●社台サラブレッドクラブ/先行・二次募集で残口がある馬(関東)
●社台サラブレッドクラブ/先行・二次募集で残口がある馬(関西)
(2)候補は15頭
今年は残った馬が31頭か。内訳はサンデーが9頭に社台が22頭で、やはり社台の方が売れ残っている。「残りものには福」ということわざがあるように、この中に、当たり馬はいるんだろうか?
全部が走らないというわけではないだろうね。この30頭のうち勝ち上がる馬は必ず出てくるだろう。順調なら、その後も2勝、3勝したり、重賞を勝ったりというケースも多くはないが、ないことはない。
「ないことはない」なんて、奥歯にものが挟まったような言い方をしないで、ズバリ、走りそうな馬を教えてくれよ。
候補としては、まず測尺評価値が体高か体重かどちらかがプラス評価の馬から選ぶのが筋になる。両方プラスであれば、なお良い。
そうなると、候補は16頭になる。31頭のうちの約半分に絞れたわけだ。で、この中のどれがいいの?
まあ、急がずに、これからゆっくりと検討してゆくことにするよ。
(3) 【エノラの21】と【スクールミストレスの21】
まず、迷ったら、サンデーの牝馬。これが社台系の1口馬主の馬選びの原則だ。
いきなり、決めつけるような言い方だね。
「社台よりもサンデーが上」は、近年の賞金ランキングでも明らかなことで、今さら説明不要だ。それから、1口馬主のクラブ馬の牝馬はレンタルで、いずれ牧場に戻ってくるから、クラブとしても安心して「いい馬」を募集に出せる。個人馬主に売ると、活躍馬が出た場合、買い戻しの費用が高くつくし、最悪帰ってこないケースも考えられるからね。
測尺評価値がプラスのサンデー牝馬となると、【エノラの21】と【スクールミストレスの21】の2頭になる。あ、でも、 【スクールミストレスの21】 は「相馬の梁山泊」でめがね君がディスってた馬だ。
確かに、体重面でまだ成長途上で、その点が不安だと書いた。ただ、ぜんぜんダメではなくて、勝ち上がる可能性は排除できない。うまくいってオープンクラスまで、と予測した。オープンまでいけて、もとは取れないかもしれないけれど、そこそこ楽しめればよし、という人であれば、行ってもいいかもね。
じゃあ、【 エノラの21 】の方は?
父キンシャサノキセキの牝馬で1口70万円は正直に言って少し高い。馬体はキンシャサノキセキというより、母系のほうの特徴が出ているのだろう。写真を見ると品のいい馬体で、柔らかそうな、いかにも芝向きの馬体で、できは悪くない。ただ、母父Noverreのサンプルが日本ではまだ少なく、未知数という要素が大きい。
動画どうなのよ。
歩様が少し気になるかな。右前を外に振る癖があって、そんなところが第一次募集で売れ残った理由かもしれない。
それじゃあ、サンデーの牡馬はどれがいい?
その話は、また次回に話すことにするよ。
【社台・サンデー先行・二次募集】どの馬に行くか(前編)終わり
【社台・サンデー先行・二次募集】どの馬に行くか(中編)に続く
「【第二のソングライン発掘プロジェクト/サンデーサイレンスのクロス完全攻略法】」