ホントor嘘? 今年のサンデーサラブレッドクラブ募集馬に第二のソウルスターリングがいる!

以下は、ド素人相馬師、トンボ君のある日の行動です。

6月某日。
社台・サンデーの電子カタログがやっと見られるようになった。
いの一番に開いたのは、サンデーサラブレッドクラブの166番、
クッカーニャの17だ。
この馬の母馬クッカーニャはトンボ君の職場の馬友Sさんが出資していた
クッカーニャが現役時代、自分もSさんと一緒になって応援していた、思い入れがある馬。
ページを開いた瞬間、衝撃が走った。
牝馬にしては、雄大で迫力があるパワフルボディ。
胸周りやトモに十分な筋肉がついている。
これは! 走る!
直感が天啓のように降りてきた。
それにしても、この馬体、見たことがあるぞ。
激しい既視感に襲われた。
懸命に記憶の底をさらうと、思い当たるシルエットが浮かんできた。
2017年度のオークス馬、ソウルスターリング。
そう、クッカーニャの17はソウルスターリング募集時の写真に似ている。
2枚の写真を見比べてみる。

↓クッカーニャの17(写真転載の許可をサンデーサラブレッドクラブから頂いております)

↓スタセリタの14(競走馬名ソウルスターリング)

どうですか?
輪郭が似ていると思いませんか。
これは、大変な発見をしてしまった!
トンボ君は急いで、Sさんにメールをした。
返ってきたSさんのメールには、確かに似ている、顔も似ている、
と同意してくれた。
興奮を隠しきれない様子が文面からも伺えた。
うしし、うしし。
これは凄いことを発見した。
ブログにも書かずに、黙っていよう。
それから、ほどなくしてクラブから宅配便が届いた。
さっそくクッカーニャの17の動画から見た。
なんか、思ったよりデカいな。
筋肉量がハンパない。
歩くたびにプルプルしている。
これは相当凄い馬になるぞ。

眼鏡君:ずいぶん熱心に見ているようだけど、君はその馬を気に入っているようだね。
トンボ君:この馬体、凄いと思いません?
眼鏡君:確かに、馬格があるね。でも、かなり緩く映る。これは調教師も仕上げるのに大変だ。
トンボ君:お母さんのクッカーニャと同じ西園正都先生です。
眼鏡君:西園師といえば、クッカーニャもそうだったけれど、短距離馬からマイラータイプを仕上げるのに定評がある。
トンボ君:クッカーニャの17もお母さんのようにオープン馬を目指して調教してもらいたいなあ。
眼鏡君:父のルーラーシップはむしろ、中・長距離タイプだよ。馬格があって、緩さが目立つこの馬の特徴はお父さんのものを受け継いでいる。
トンボ君:でも、母父のフジキセキが出ればマイラーになる。
眼鏡君:確かに、クッカーニャの17は父のルーラーシップと母父のフジキセキの両方の特徴が見られる。今後、成長過程でどちらかの特徴が強くなるかと思われるが、フジキセキが出れば、面白い。
トンボ君:ルーラーシップが出ると?
眼鏡君:フジキセキ産駒は仕上がり早やで、春のクラシック向きだが、ルーラーシップが出ると、晩成になる。産駒のキセキやダンビュライトがそうだろ。さて、どちらに転ぶか。
トンボ君:でもね、このクッカーニャの17の馬体とソウルスターリングの馬体を見てくださいよ。クリソツでしょ。ほんと瓜二つ。
眼鏡君:……。
トンボ君:いま、笑いました?
眼鏡君:そういうのを素人相馬っていう。
トンボ君:(´・ω・`)。
眼鏡君:馬は輪郭だけではなく、中身をしっかりと見る。動画の動きもしっかりとチェックする。馬は二次元で走るわけではない。
トンボ君:自信があったんだけどなあ。
眼鏡君:馬はそう悪くはない。これから、調教や成長過程でどう変わるか。それを見越したうえで決めることだな。
トンボ君:は~い。わかりました。

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