昨日(5月22日)、新しく考案した測尺選馬法で、社台・サンデーのGⅠ馬に当てはまるか検証してみた。
この新しい選馬法は、GⅠ競レース1勝馬には微妙な判定であったが、GⅠを複数勝つ馬は1歳募集時に平均体高・平均体重よりも上回るという事実をドゥラメンテとラッキーライラックで検証した。
それでは早速3歳牝馬クラシックの第二弾オークス出走馬でこの方法を当てはめてみよう。
下の表が1歳募集時の測尺表だ。
やはり桜花賞馬のデアリングタクトが1歳募集時に体高で平均よりも+5.3という数値が出ていて、GⅠ勝利を裏付けるものとなった。
1歳募集時に体高が平均値よりも上回る馬は、アルアインやフィエールマンがそうであったように、成長力に期待できる。
表では、社台、シルク、キャロット、ノルマンディーの各1口馬主クラブ馬の1歳募集時測尺を挙げている。
今回、ウインから2頭出走するが、測尺測定時期がわからなかったので除外した。
また、キャロットのリアアメリアの測尺測定日がネットで調べたら7月上旬とだけあって詳しい日時は判明しなかった。
やむなく7月5日と仮に設定して測尺時の日齢を計算した。
さて、この結果、1歳募集時体高と体重が平均より上回る馬が2頭いることがわかった。
それは、社台のリリーピュアハートとキャロットのリアアメリアの2頭だ。
リリーピュアハートは前走はディープインパクト産駒不得意の稍重の馬場で、直線、勝ったウインマイティーに出し抜けをくらって、直線、伸びそうで伸びない3着だった。
今回は巻き返しを狙う。
新側尺法だと、この2頭は大きなポテンシャルを持っていて、GⅠを複数勝てる潜在能力がある可能性を示唆している。
ただ、オークスは馬体重が重すぎる馬は勝てない傾向にあり、過去20年間でカワカミプリンセスの484キロがオークス優勝馬の最重馬体重だ。
https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12597963160.html
前走の桜花賞で478キロあったリアアメリアはこれより絞るか、最低でも現状維持が優勝の条件となる。
この2頭にデアリングタクトを加えた3頭が1歳募集時測尺からみる優勝候補となる。
なお、サンクテュエールは体重で平均より+5.6を計上しているが、体重よりも体高の優位のほうが、より成長力の指針となるので、サンクテュエールは4番手評価とした。
本番オークスではどの馬が勝つのか。
1歳募集時測尺などといういっときの数値が本番レースでどれだけ効力を持つのか、正直、半信半疑だ。
結果を楽しみに待ちたい。