(1)最近の重賞競走はS・Sの4×3(3×4)がトレンド
社台・サンデー、G1の各サラブレッドクラブ本年度募集馬リストが公表され、東西の振り分け、そして価格が発表された。
1口馬主クラブの募集もこれから厩舎発表、カタログ発送とクライマックスに入る。
今年はインブリード、特にサンデーサイレンスのクロス(注)を持つ馬について思うところを書いてきた。
(注)クロス‥‥血統表の中で、祖先に同じ血(馬)を複数持つこと。
こうしたなか、サンデーサイレンスの4×3(3×4)のクロスを持つ馬が4月、5月にあいついで重賞競走に勝利した。
3歳牝馬クラシックの桜花賞を勝ったデアリングタクト。ダービートライアル青葉賞を制したオーソリティ。
いずれもサンデーサイレンスの4×3(3×4)のクロスを持っている。
この4×3または3×4はいわゆる「奇跡の血量」と呼ばれる。
(2)「奇跡の血量」は名馬の宝庫
試みに日本の競走馬でこの4×3(3×4)のクロスを持つ馬を拾ってみると。
トウショウボーイ(Hyperionの3 × 4)、テスコガビー(Nasrullahの3 × 4)、サクラユタカオー(Nasrullahの3 × 4)、エルコンドルパサー(Northern Dancerの4 × 3)、タニノギムレット(Graustarkの3×4)メイショウサムソン(Northern Dancerの 3×4)、ブエナビスタ(Nijinskyの4×3)、ヴィクトワールピサ(Haloの3×4)、オルフェーヴル(ノーザンテーストの4×3)、ロゴタイプ(Haloの4 × 3)、ワンアンドオンリー(Haloの3×4)、レイデオロ(Mr. Prospectorの3×4)などなど。
これだけのラインナップを見れば、「奇跡の血量」と呼ばれるのも故なしと納得される。
4×3(3×4)のクロスはまさに名馬の宝庫だ。
(3)サンデー募集馬でサンデーサイレンスの「奇跡の血量」を持つ馬のリスト
今年(202年)の社台・サンデー、G1各サラブレッドクラブ募集馬にも、もちろん該当する馬はいる。
今回はサンデーサラブレッドクラブについてサンデーサイレンスの4×3(3×4)のクロスを持つ馬のリストを作成してみた。
選馬の一考に参考にしていただければ僥倖(ぎょうこう)だ。
追記
現在、notenoteブログの「1口馬主講座」の方に有料記事を書きました。
【サンデーサラブレッドクラブ2020年募集馬】サンデーサイレンス奇跡の血量/厳選馬
どうか、よろしくお願いいたします。
https://note.com/soumanosuikoden/n/n57e444be5361
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