【アリーガル】史上初! 無観客競馬で新馬戦

3月1日(日)

<牡馬>アリーガル、父エピファネイア、栗東・池江泰寿厩舎

阪神 5 レース(芝2000m)浜中俊騎乗

アリーガルのおじはオルフェーヴル。

ということで、1つ上でサンデーサラブレッドクラブから募集されたアヴァターラ(2016年生まれ、父ロードカナロア)は2017年募集時に人気を集めた。

募集時名は「マトゥラーの16」でオルフェーヴルと同じ池江泰寿厩舎ということもあって人気に拍車をかけた。

この馬についての募集時評価を姉妹ブログの「相馬の梁山泊」にてしたことがある。

このコメントの一部を引用する。

マトゥラーの16(サンデー関西)も豊富な筋肉からいやでも目を引く馬で、人気沸騰必定だ。だが、同様の理由で積極的に取りにいきたいとは思わない。

「同様の理由」とは以下の根拠になる。

胸前の筋肉の張りが目立ち、トモにも十分な筋肉がついている。いわゆる馬っぷりがいい馬の部類に入ることは間違いない。しかし、私はこのタイプの馬はできれば避けたい。調教後についた筋肉は良い筋肉だが、調教前の余計な筋肉は、動きを固くし、故障につながりやすい。

https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12280555673.html

心配した通り、「マトゥラーの16」競走馬名アヴァターラは中央で芝・ダートを3戦していずれも2ケタ着順で引退。

その後、笠松、盛岡、水沢の地方で走っているが未だ勝ち星がない。(2020年2月28日現在)

やはり募集時に筋肉マンタイプは敬遠したほうがよい。

それでは弟の本馬(アリーガル)の募集時はどんなだったろう。

以下がその馬体写真だ。

父がエピファネイアに代わって、少し雰囲気が変わった。

たとえば、首が長いところはプラスの面だ。

しかし、兄と同様、全体的に筋肉質という印象はいなめない。

兄はただ馬体の固さが目立つ印象だったが、若干、緩和されてはいる。

この手の馬体はぜんぜん走らないというわけでなく、ダートで本領を発揮するケースもある。

アリーガルのデビュー戦は芝2000mを選んだが、万一、結果が出ない場合はダート転向の可能性もある。

それにしても、まずは芝のデビューでどんな走りをするのか注目だ。

父エピファネイアが出れば、この条件は合っている。

初めての無観客での新馬戦。

そして落馬骨折後の浜中騎手の復帰戦。

そういう意味でも記憶に残るレースになることは間違いない。

本日2月26日(水)は坂路コースで追い切って、55.4-39.7-25.3-12.5秒の時計をマークしました。

「併せ馬で追い切りました。まだ成長途上の部分や気難しい面はあるものの、今週のひと追いで、ある程度の態勢は整った印象です。なお、除外の場合は翌週のダート1800戦へスライドする予定です」(池江調教師)

「引き続き気持ちの部分で幼さは感じますが、動きそのものは本数を重ねるごとに良くなっていると思います」(兼武助手)

G1サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。

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