第1位ディープインパクト死亡
今年(2019年)の競馬&1口馬主の10大ニュースは悪いことが1位、2位を占めた。
現役時代は一戦も交えたことがないキングカメハメハとディープインパクトであったが、種牡馬としてはライバル関係にあった。
両馬の産駒が切磋琢磨して平成の競馬シーンを盛り上げてきたと言って過言ではない。
G1レースの勝ち馬が1・2着をキングカメハメハとディープインパクトの産駒で決まったケースはけっこう多い。
思いつくままに書いてみると。
2015年の宝塚記念。1着ラブリーデイ(父キングカメハメハ)、2着デニムアンドルビー(父ディープインパクト)
2015年の皐月賞。1着ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)、2着リアルスティール(父ディープインパクト)
2015年のダービー。1着ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)、2着サトノラーゼン(父ディープインパクト)
2016年の宝塚記念。1着マリアライト(父ディープインパクト)、2着ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)
2015年の桜花賞。1着レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)、2着クルミナル(父ディープインパクト)
2014年の有馬記念。1着ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)
、2着トゥザワールド(父キングカメハメハ)
キングカメハメハとディープインパクトは日本競馬の宝だった。
もっと言えば社台グループの屋台骨を支えていた。
この両馬が一気に失われて社台スタリオンは危機に立たされている。
これからしばらくはロードカナロアやハーツクライなどで回していくにしても、その先の展望が見えない。
こんなときこそ1口馬主はチャンスだ。
種牡馬としての評価がまだ確立していないうちに、馬体を見てここぞという馬を低廉(ていれん)価格で青田買いできるチャンスだ。
相馬眼はいまこそ試されている。
ちょうどノーザンテーストが亡くなったあと、一時期リアルシャダイが台頭した時期があった。
このリアルシャダイにあたる種牡馬を発見したいということが1つ。
それから、母父ディープインパクト、母父キングカメハメハに合う血統は何かということが1つ。
この2つの課題を来年以降の抱負にしていきたいと思います。
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