第4位 武豊騎手、通算4000勝を超える(JRA歴代最多勝記録)
第3位 アーモンドアイが、6年ぶり牝馬3冠(史上5頭目)となる。
第4位は、やはりこの男の話題だろう。武豊が達成した通算4000勝というのは、途方もない記録だ。
今年は76勝で10位とやや低迷しているが、
騎手生活32年で4000勝だから、単純計算で平均1年に125勝という勝ち鞍になる。
今年は76勝でリーディング10位。やや勝ち鞍を落としている。
重賞勝利は8勝で、G1優勝はなし。GⅡの京王杯2歳ステークスのファンタジストだけだ。
2017年のキタサンブラックの有馬記念を最後にGⅠ優勝から1年以上遠ざかっている。
外国人ジョッキーの席捲で、日本人騎手の優勝インタビューを聞く機会が少なくなっている。
外国人のほうが腕がいいのは間違いない。競馬か勝たなければいけない。
だから、いい馬をルメール、Mデムーロが独占するのはやむを得ないが、唯一、の難点は外国人ジョッキーの優勝時インタビューがつまらないということだ。
武豊の恬淡としていながら味がある。そんな受け答えは、競馬という馬と人との共演ドラマに華を添える。
「僕は帰ってきました」
5度目となったキズナでのダービー優勝時の勝利騎手インタビューでの言葉は忘れられない。
いつか、もう一度、6度目となるダービー優勝のときが訪れるならば、武豊は開口一番、何を言うだろうか。
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第3位のアーモンドアイの3冠については、もう書かずもがな、だろう。アーモンドアイについては、もうあらゆるメディアで書き尽くされてしまっている感がある。だから、何をいまさら、という感がある。
ここは、メディアで書かれなかったことをひねり出して書くしかない。
唐突だが、本家AKB48は凋落傾向にある。総選挙で選ばれた松井珠理奈が長期休養に入ってずっとメディアの前に姿を現さない。
追いうちをかけるように指原莉乃の突然の引退発表。
対して乃木坂46が、2連連続レコード大賞受賞。
白石麻衣や齋藤飛鳥の写真集は売れまくり。
事実、AKBよりも乃木坂の女の子のほうが数段かわいい。
同じ秋元康プロデュースでも、時代は今や乃木坂46の時代に完全に移ってしまっている。
競馬の話からいきなり芸能界の話題に振って、何を言いたいかというと、
秋元康が吉田勝巳。
AKB48がサンデーサラブレットクラブで、乃木坂46がシルクホースクラブやキャロットファームという位置づけ。
アーモンドアイは例えるなら白石麻衣、といった見立てになる。
事実、白石麻衣の目の形は美人の代表とされるアーモンドアイだ。
ここまで、書いてきて、それじゃあ、社台サラブレットクラブは女性のアイドルグループの何に当たるの?
と聞かれそう。
大方の読者の想像にあがっていることだろう。
「モーニング娘」と言ったら、失礼か。
吉澤ひとみにまで落ちたとは、とうてい言えない。元モームスでがんばっているタレントもいる。
モーニング娘が紅白にもう一度出場できる日を夢見る心境は、さながら社台ファーム復権を祈る姿に重なる。