この馬も、現在、売り出し中のジャスタウェイ産駒。
新種牡馬の未知の魅力に賭けた出資者は、今年の新馬緒戦でのジャスタウェイ産駒のに快進撃に、よしこの馬も、と拳を握ったことだろう。期待に満ちた胸がさらに高まる思いで明日デビューの日を迎える。
この馬を管理する調教師も今年デビューの売り出し中の林徹師。この林師は何と言っても東大卒の調教師として今年話題を集めた。
スポーツ界や芸能界では、東大卒のプロ野球選手やお笑い芸人などが近年ちらほら聞かれるようになったが、調教師では初めてではないだろうか。しかも、林師は開成高校出身で東大医学部卒。どんだけ頭いいんだよ。そんなキャリアを投げ打ってでも挑戦してみたくなる調教師の世界というのは、それだけ魅力的なのだろう。
開成高校出身ならダービートレーナー矢作芳人師がいる。私の知人にも何人か東大OB・OGがいるが、彼ら彼女らは、がり勉タイプではない。家柄がよくて、教養に富み、礼儀をきちんとわきまえる紳士淑女といったタイプだ。
学歴に関係なく、叩き上げの調教師も好きだが、その真逆の矢作師も尊敬する。林師がどんな馬の育て方をするかは、これから大注目だが、基本に忠実でありながら、従来の因習に捕らわれない斬新で理にかなった調教法を開発してもらえたらと、応援している。
ちなみに、私の出資馬ラレータも栗東の高野厩舎から美浦の林厩舎に転厩となった。そんな縁もあるから、ラレータともども同厩生のスコッチリールも応援したい。
９月12日のクラブリポートは以下の通り。
「本日(水)坂路で追い切り、538-392-258-131の時計をマークしています。調教助手からは「最後のひとハロンはもうひと伸び欲しかったですが、トータルの動きは良かったですよ。テンションは高まるときはありますが、普段は落ち着いています。レース当日に気持ちをどのようにもっていくかが鍵になりますね」とのコメントがありました。」
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